09≪ 2017/10 ≫11
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
2017-08-09 (Wed)
昨日は台風で大荒れの予報だった。

が、思いのほか天候が早く回復してくれた。

聞くと、アルプスの高い山々が直撃を防いでくれたようだ。


さて、雨女のなおさんです。

せっかくの休みだったが案の定の雨。

火曜日は、ばあちゃんがデイサービスに行かない唯一の日。

いつもは畑仕事に忙しかったり、猛暑だったりで

なかなかばあちゃんとゆっくり顔を合わせている時間が無かったが、

雨なのでたまにはゆっくり付き合おうと出向いて行った。

「どうする?どこか行きたいところあるかい?」

「そうだな、、、別になんにもねぇや。。」

「そっか。。そういえばそろそろお盆だよ。ちょっと早いけどお墓にでも行くかね?」

「そぉだな、全然行ってないから行きてぇな。連れってってくれるかや?」

「もちろん! アグリでお花買っていこうよ」

「おら、お金あったかなぁ?どこになにがあるか分かんなくてなぁ。。」

お金の心配なんか要らないのになぁ。。


でも、ばあちゃんはきっと超久々にバッグを持って外出したんだろうね。

近くの産直で盆花と大好きな【おやき】を買い、

ばあちゃんがお財布からお金を出して久々のお買い物体験をした。

そうそう!やればできるよ。全然大丈夫!

お金の出し方、計算だってできるじゃない!嬉しいなぁーーー


その後お墓まで。

「道、忘れちゃったなぁ、、この道はどこだっけ?」

「いいさいいさ。自分でなんか来なくてもいいんだからね」

お墓周りの雑草を抜き、さっきのお花をお供えする。

ばあちゃんは近くのお墓を探検しているよ。

懐かしい昔のご近所さんがいっぱい眠っているお墓ばかりだからね。

私は自分の父親が眠るお墓にじっと手を合わせる。

あんなこと、こんなことが思い出され、いつも潤んで前が見えなくなる。

突然一匹の小さな青蛙が奥から出てきた。

じっと動かずなおさんの顔を見ている。

目があったまま動かない。

「もしかしてお父さん?きっとそうだよね?」

5分くらい動かずそのまま見つめ合って?いた気がする。

親孝行も全然出来ないまま大昔に逝ってしまい、

孫の顔も見たかっただろうに、

なおさんの幸せな家族も見たかっただろうに、、、

一緒に温泉とか行きたかった、

野菜作りも今なら一緒にできたのに、

美味しいものをたくさん食べてもらいたかった、

苦労しか知らずに逝ってしまった父親、

あれからばあちゃんもずいぶん苦労して私たちを必死で育ててくれた。


なおさんが嫁に出てからは、

坂道を何キロも自転車で登り、野菜を届けてくれたばあちゃん、

何度も何度も来ては、庭の草まで取ってくれたっけ。


今となっては遠い昔の話、

ばあちゃんも忘れているような話だ。


「蛙さん、いやお父さんありがとう。おかげ様でこうして幸せに生きています。

  また会いに来ますよ。ばあちゃんを見守っていてね」


その後ばあちゃんは、自分の生まれたうちに行きたいと言った。

ばあちゃんの弟が住んでいるばあちゃんの実家。

あいにく留守だったが、ばあちゃんが窓を覗くと

カーテンが開いていたので、その隙間からお仏壇と親の写真が見えたらしい。

「自分の親やじやんばやんの顔も見れた。なみあむだぶつなみあむだぶつ」

こう行って窓越しに仏壇に手を合わせていたばあちゃん、

CIMG4763.jpg
小玉すいかが食べごろ



数分たてば今日の出来事をほとんど忘れてしまうだろう。

頭の中が霧に覆われるようにもやもやしてしまうらしい。

自分でも歯がゆく苦しいと言うが、それもまた仕方あるまい。

たとえすぐに消えてしまっても、

こうしてばあちゃんと話ができるだけでも娘としては嬉しいんだからね。

それに昔の記憶ほどはっきり覚えているんだから、

それだけでもすごいと思っているんだよ。

自分の着物の柄、何着あっても全部の柄を記憶している。

それだけ愛着があったんだろうね。


長々と書いてしまいましたが、そろそろおしまい。

ちょっと早めのお墓参りのこと。

こんな話はいつもとりとめがない








スポンサーサイト
にほんブログ村 花ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ

| 日記 | COM(-) | TB(0) | |